星状神経節ブロックレーザー治療

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歯科で行う星状神経節ブロックレーザー治療

星状神経節レーザー照射治療は、歯科医院で行われる先進的な治療法のひとつです。
顎関節症、舌痛症、顔面神経麻痺などの症状に対して、交感神経の過緊張をやわらげ、血流を改善することを目的に行われます。

当院では半導体レーザーを使用し、星状神経節の近くに照射します。
従来の星状神経節ブロック注射と同等の効果が期待でき、麻酔注射を行わずに安全に施術できる点が大きな特徴です。
また、歯や顎の症状だけでなく、頭痛・肩こり・耳鳴り・不眠症といった交感神経の緊張が関与すると考えられる様々な症状にも効果が期待できます。

星状神経節とは?

星状神経節(せいじょうしんけいせつ)は、首の付け根にある交感神経の集まりです。
ここは自律神経の働きに深く関わっており、血流や免疫、痛みの感覚、ストレス反応などに影響を与える重要な神経節です。

星状神経節ブロックレーザー治療の特徴

導体レーザー

従来は注射による『星状神経節ブロック注射』が行われてきましたが、針を使うため痛みやリスクを伴うことがありました。
当院の半導体レーザーは、妊娠中の方やぺ―スメ-カーを使用している方でも使用でき、痛みや副作用がほとんどなく、安全に行える治療法です。

ここが凄い
  • 注射を使わないため、痛みがない
  • 薬剤を使用しないので副作用の心配が少ない
  • 数分で施術が終わるため、治療の合間にも可能
  • リラックス作用により歯科治療を安心して受けられる

星状神経節ブロックレーザー治療で期待できる効果

星状神経節レーザー治療

星状神経節レーザー治療は、交感神経の緊張をやわらげることで、自律神経のバランスを整える作用が期待できます。
そのため、歯科領域を含めた幅広い症状の改善に応用されています。

適応とされる代表的な症状

  • 顎関節症

    顎の痛みや口が開けにくいなどの症状を和らげるサポートになります。

  • 舌痛症(ぜっつうしょう)

    舌のヒリヒリ感や灼熱感など、原因がはっきりしない慢性的な痛みに対して用いられます。

  • 口腔乾燥症

    口の渇きや唾液分泌の低下に関わる自律神経の乱れにアプローチします。

  • 顔面神経麻痺

    神経の回復をサポートする目的で行われる場合があります。

  • 慢性疼痛(まんせいとうつう)

    歯科治療に伴う痛みだけでなく、肩こりや頭痛など慢性的な痛みに対しても応用されます。

  • 耳鳴り

    内耳の血流改善や自律神経調整を目的に取り入れられることがあります。

  • 不眠症

    自律神経のバランスを整え、リラックスを促すことで睡眠の質改善に役立ちます。

このように、星状神経節レーザー治療は「交感神経の過緊張が関与すると考えられるさまざまな症状」に幅広く対応できる可能性があります。

安心・安全な治療を目指して

星状神経節ブロックレーザー治療は、全国の医科・歯科医院で導入が進んでいる安全性の高い方法です。
当院では、患者さま一人ひとりの症状や体質を考慮し、最適な方法をご提案いたします。
お気軽にご相談ください。